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ファンドマネジャーに聞く「どうなる?ユーロ株式市場」

シュローダー・ユーロ・エクイティ・ファンド 為替リスク軽減型/為替ヘッジなし 愛称 ユーロの匠

2018年03月01日

マーティン・スカンバーグ

マーティン・スカンバーグ

欧州株式ファンドマネジャー

2018年のユーロ株式市場は堅調に始まりましたが、2月に入ると米国株式市場が下落した影響などを受けて、不安定な相場展開となりました。
そこで、当ファンドの運用担当者*であるマーティン・スカンバーグより、今後のユーロ株式市場の見通しとファンドの運用戦略について、お伝えします。
*マザーファンドの主要投資対象である外国籍投資証券のマスターファンドの運用を行います。

1. ユーロ株式市場の見通しとファンドの運用戦略

ユーロ圏のファンダメンタルズは良好、株式市場に上昇余地

2月上旬の株価下落は、株価変動性の低い状態が継続すると見込んでいた投資家が、米国で金利が急上昇したことを契機に、株式を売却する動きに出たことがきっかけとなりました。不安定な相場展開がどの程度続くかを予測することは困難ですが、ユーロ圏を取り巻くマクロ経済環境や企業業績が総じて良好に推移している現状を踏まえると、一時的な現象となる可能性が高いと考えています。

これまで続いてきた欧州景気の拡大は、今後も続くと考えています。企業の経営陣が積極的に投資を行う姿勢を示していることが大きな理由の一つです。設備投資の増加は景気拡大の長期化を後押しすると考えられます。

世界の株式市場は長い上昇相場を迎えていますが、ユーロ圏では金融政策のサイクルが米国に遅れて進んでいることから、ユーロ株式は今後の上昇余地が大きいと考えています。ユーロ圏では、今年後半にも量的金融緩和が縮小されるとの見込みですが、米国では、2014年1月に量的金融緩和縮小(テーパリング)が開始されて以降、株式は堅調に推移しています。

上記は過去の実績であり、将来の傾向、数値、運用成果等を保証するものではありません。

 

ユーロ株式には割安感、ユーロ圏企業の業績は改善傾向

ユーロ株式は、過去平均や他地域と比較して引き続き割安感のある水準が続いています。一方で、ユーロ圏企業の利益は上昇傾向にあるものの、金融危機前のピーク時と比較して2割程度低い水準にあることから、今後、更なる改善が期待されます。2011年以降、ユーロ圏企業は米国企業と比較して利益が伸び悩んできましたが、足元では、ユーロ圏企業は価格決定力を取り戻し、利益率が大きく改善してきています。

上記は過去の実績であり、将来の傾向、数値、運用成果等を保証するものではありません。

 

銘柄間の相関が低下し、市場には多くの投資機会

市場では、銘柄間の相関が低下し、個別銘柄選択が重要となっています。こうした環境は、リストラクチャリング(事業の再構築)による業績の好転が見込まれる銘柄、力強い成長が見込まれるものの一時的な悪材料によって大きく売り込まれた銘柄など、幅広い投資機会を追求する好機と考えています。

セクター別で見ると、素材セクター、中でも化学セクターや紙材セクターは、投資機会の多い業種の一つと考えています。中国の生産者が環境規制などによる生産コストの上昇という難しい問題に直面している一方で、欧州の素材セクターはコストとイノベーションの両面で、競争力があると考えています。また、公益事業や金融などは過去の水準と比較して割安な水準にあると考えています。一方で、米国と同様に2017年に大きく買われてきた情報通信セクターは、全体としては過去平均と比較すると若干割高な水準にありますが、個別では引き続き魅力的な水準にある銘柄もみられます。

ファンドでは、引き続き、株価に織り込まれていない投資機会の発掘を目指して運用を行ってまいります。

 

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