グローバル市場見通し(2021年4月号)

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見通しの表示:++強気、+やや強気、0中立、-やや弱気、--弱気 矢印:対前月での見通しの引き上げ/引き下げ

株式

国債

社債

コモディティ
(商品先物)

流動性が引き続き潤沢である中、金利の安定化が支援材料と考えています。引き続きバリュー株式への選好を維持しています。

2021年初来、利回りは大幅に上昇していますが、新型コロナウイルスのワクチン普及や米国の追加経済対策の影響を考慮すると、さらなる利回り上昇の余地があると判断しています。

新型コロナウイルスのワクチン普及に伴う2021年後半の景気回復の可能性が高まっており、社債にもプラスの影響をもたらすと考えますが、足元、バリュエーションの魅力度は低下しています。

新型コロナウイルスのワクチン普及や財政刺激策が、需要の下支えとなっており、支援材料と判断しています。


株式

資産

分類

見通し

株式

米国

金利の安定化が支援材料であり、1‐3月期の決算発表ではアップサイド・サプライズの余地もあるとみています。

欧州

欧州中央銀行(ECB)による支援が下支えとなるほか、欧州は世界経済に対する感応度が高いことから、今後の正常化から上昇が期待されると考えます。

日本

 

輸出の拡大が進んでおり、今後見込まれる景気回復に伴い、引き続き輸出拡大の継続が見込まれます。

アジア太平洋
(除く日本)

 

韓国/台湾の製造業見通しが堅調であり、高い半導体の世界需要に伴い在庫も低水準であることから、韓国/台湾への選好を維持しています。

新興国

米ドル高や中国の景気刺激策縮小へ向けた動きが重しとなると考えます。


債券

資産

分類

見通し

国債

米国

 

期待される経済成長や経済刺激策を考慮すると、さらなる利回りの上昇が見込まれます。ただし、利回り上昇のペースや経済成長、インフレの動向には注視する必要があります。

欧州
(ドイツ国債)

 

バリュエーションは改善したものの、引き続き利回りは低水準であることから、やや弱気の見通しを維持しています。

新興国米ドル建て

 

高格付け債を中心に、引き続きやや強気の見通しを維持しています。

新興国現地通貨建て

 

新興国アジアの選好は維持していますが、それ以外の新興国市場の魅力度は低いと判断しています。

インフレ連動債

 

特に長期のインフレ連動債についてさらなる上昇余地があると判断しており、やや強気の見通しを維持しています。

投資適格社債

米国

 

スプレッドの縮小が続いていることから、バリュエーションの魅力度はさらに低下しており、今後のスプレッド縮小余地は限定的と考えています。

欧州

 

米国投資適格社債市場と比較して、バリュエーションおよびテクニカル面の双方での魅力度が高いことから、やや強気の見通しを維持しています。

ハイイールド社債

米国

 

企業のレバレッジは足元低下したものの、引き続き過去最高水準にあるほか、ハイイールド社債のインタレスト・カバレッジは最低水準で推移しています。

欧州

 

経済復興策を巡る各国の協調姿勢の欠如や、銀行の融資基準の引き締めなどが懸念材料と考えます。


コモディティ(商品先物)

資産

分類

見通し

コモディティ

エネルギー

 

OPECプラスは段階的減産縮小で合意していますが、十分な水準には届かないと考えているほか、需要の回復に伴い、原油在庫は減少しています。

売られすぎと判断される水準からは回復したと考えます。中央銀行による緩和姿勢により、低金利環境が維持されていることは支援材料と判断しています。

産業用金属

 

中国の与信の伸びは減速していますが、世界の経済活動の正常化に伴い、中国以外の国々による需要の回復が見込まれます。


 通貨

資産

分類

見通し

通貨

米ドル

 

米国の経済成長のモメンタムは、その他の国々を上回っており、相対的に早期にインフレが上昇する可能性も考えられます。

ユーロ

 

新型コロナウイルスのワクチンの普及に伴い、今後経済回復を見込んでいますが、足元では中立の見通しを維持しています。

日本円

 

米国における新型コロナウイルスのワクチン配布を巡る状況、期待される米国の高い経済成長、インフレ上昇を考慮し、やや弱気の見通しを維持しています。


出所:シュローダー。社債に関する見通しは信用スプレッド(デュレーション・ヘッジを前提)の動きに基づくものです。ユーロと日本円は対米ドルの見通しとなります。


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