グローバル市場見通し(2021年8月号)

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見通しの表示:++強気、+やや強気、0中立、-やや弱気、--弱気 矢印:対前月での見通しの引き上げ/引き下げ

株式

国債

社債

コモディティ
(商品先物)

好調な企業業績や債券対比のバリュエーションを考慮してポジティブの見通しを維持しています。また、クオリティへの選好も維持しています。

足元での上昇を受け、バリュエーションは割高の水準と判断しています。流動性については、ピークが過ぎた可能性があると考えます。

ファンダメンタルズは改善していますが、バリュエーションが割高であり、過度な水準に近付いていることから、やや弱気の見通しを維持しています。

コモディティは景気拡大局面では堅調となる傾向があり、見込まれる経済活動の正常化や金融・財政刺激策が、引き続き支援材料と判断しています。


株式

資産

分類

見通し

株式

米国

 

企業決算は好調であるものの、Q3/Q4の予想は小幅な上方修正にとどまっており、今後、大幅なポジティブサプライズの可能性は低いと考えます。

欧州

 

新型コロナワクチン接種のペースが加速しており、冬のロックダウンは免れると見込んでいます。

日本

 

新型コロナウイルス感染者数の再上昇を背景とした、行動制限の実施などが重しとなると考えます。

アジア太平洋
(除く日本)

 

韓国/台湾の製造業見通しが堅調であり、高い半導体の世界需要に伴い在庫も低水準であることから、韓国/台湾への選好を維持しています。

新興国

バリュエーションが魅力的である一方で、新型コロナウイルスワクチンの接種が進まない地域が多く存在するため、今後の経済回復の動向が不透明であると考えます。


債券

資産

分類

見通し

国債

米国

米連邦準備制度理事会(FRB)がテーパリングを10-12月期に開始する場合、利回り上昇の要因となることから、見通しを弱気に引き下げました。

欧州
(ドイツ国債)

 

ハト派な欧州中央銀行(ECB)とタカ派な米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策に相違が出てくると考えています。

新興国米ドル建て

 

先進国市場に比べバリュエーションの魅力度が高く、ハイイールド債券を中心に、引き続きやや強気の見通しを維持しています。

新興国現地通貨建て

 

米ドルが上昇する可能性やファンダメンタルズが懸念される国々も存在することから、中立の見通しを維持しています。

インフレ連動債

 

足元でのインフレ上昇は一時的であるとの見方がある一方、FRBによるタカ派な発言を巡るインフレ期待は大方織り込まれ済みであると判断しています。

投資適格社債

米国

 

バリュエーションは割高な水準にあり、投資家心理や市場のテクニカル、金利上昇等の影響を受けやすいと判断しています。

欧州

 

スプレッドは引き続きタイトであり、バリュエーションの魅力度が低減していますが、ECBによる支援策は支援材料と判断しています。

ハイイールド社債

米国

 

デフォルト率が低位であることは支援材料ですが、バリュエーションは引き続き割高な水準となっています。

欧州

 

ファンダメンタルズの改善や低いデフォルト率は支援材料ですが、バリュエーションの魅力度が低いことからやや弱気の見通しを維持しています。


コモディティ(商品先物)

資産

分類

見通し

コモディティ

エネルギー

 

足元での新型コロナウイルス感染拡大を背景とした、景気に対する懸念はありますが、需要の回復が支援材料であることから、やや強気の見通しとしています。

 

低い実質金利を背景に金価格は上昇する可能性もあると考えています。

産業用金属

 

中国による需要は減速していますが、経済活動の正常化に伴い、引き続き、中国以外の国々による需要の回復がみられています。


 通貨

資産

分類

見通し

通貨

米ドル

 

持続的なドルのトレンドを築くカタリストを待っている状態であることから、中立の見通しを維持しています。

ユーロ

ECBのハト派な姿勢およびネガティブキャリーを背景に、見通しを中立からやや弱気に引き下げました。

日本円

 

バリュエーションが割安であると判断することなどから、見通しをやや弱気から中立に引き上げました。


出所:シュローダー。社債に関する見通しは信用スプレッド(デュレーション・ヘッジを前提)の動きに基づくものです。ユーロと日本円は対米ドルの見通しとなります。


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