グローバル市場見通し(2022年4月号)

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見通しの表示:++強気、+やや強気、0中立、-やや弱気、--弱気 矢印:対前月での見通しの引き上げ/引き下げ

株式

国債

社債

コモディティ
(商品先物)

米連邦準備制度理事会(FRB)は利上げを開始し、流動性引き締めを開始することについても示唆しています。流動性縮小やグロースモメンタムのピークアウトの可能性が高まる環境下、やや弱気の見通しを維持しています。

インフレ圧力は引き続き残るものの、モメンタムは減速しており、見通しを中立に引き上げました。

スタグフレーションが懸念されることから、慎重な見通しを維持していますが、クレジットのファンダメンタルズは引き続き、底堅いものとなっています。

足元での地政学リスクと不均衡な需給バランスを背景に、やや強気の見通しを維持しています。

株式

資産

分類

見通し

株式

米国

米国株式のバリュエーションは、流動性縮小や株式リスクプレミアムの拡大による影響を特に受けやすいことを示唆しています。

欧州

 

インフレ率の上昇やロシア・ウクライナ情勢を背景に、引き続きボラティリティの高い市場となることが見込まれます。

日本

 

日本はロシア・ウクライナから距離が離れており、影響は限定的と考えていますが、引き続き輸入インフレの影響がみられています。

アジア太平洋
(除く日本)

 

中国当局による市場支援策の強化は支援材料であり、中国株式は中立の見通しを維持しています。中国以外のアジア地域については、やや弱気の見通しとしています。

新興国

 

バリュエーションが魅力的であるものの、上昇にはグローバルの逆風要因が緩和される必要があると考えます。

債券

資産

分類

見通し

国債

米国

 

足元、金利は上昇していますが、利上げサイクルはまだ初期段階にあり、市場も引き続き、さらなる金融引き締めを織り込んでいます。

欧州
(ドイツ国債)

 

インフレ圧力が高まる中、欧州中央銀行(ECB)は、2022年内の利上げの可能性も残しています。

新興国現地通貨建て

 

景気後退リスクに加え、スタグフレーションのリスクが高まる中、経済環境は引き続き、逆風要因となっています。

インフレ連動債

 

FRBの優先事項はインフレ対応であることから、やや弱気の見通しを維持しています。

投資適格社債

 

米国

 

欧州とは異なり、FRBによる金融政策が、クレジット市場の支援策となる可能性は低いと考えています。

欧州

 

インフレ圧力が高まる中、ECBは引き続きクレジット支援策について、すべての選択肢を残していると考えることから、やや強気の見通しを維持しています。

新興国米ドル建て

新興国投資適格社債の急速なスプレッド縮小を受け、見通しを中立に引き下げました。

ハイイールド社債

米国

 

年初来軟調な動きとなっており、スプレッドはさらに拡大する可能性があると判断しています。

欧州

ベースシナリオは、ウクライナを巡る緊張の常態化と考えています。相対的な安定化がみられる中、見通しをやや強気に引き上げました。

コモディティ(商品先物)

資産

分類

見通し

コモディティ

エネルギー

ロシア・ウクライナ情勢を受け、原油の供給は縮小していますが、中国当局は、ロックダウンを実施しています。ロックダウンの長期化リスクは、エネルギー需要を低下させることから、見通しを中立に引き下げました。

FRBのタカ派姿勢はピークに近付きつつあるほか、地政学リスクやインフレ圧力の高まりは、金にとっては支援材料と考えます。

産業用金属

 

中国以外の国々による需要の回復が継続しているほか、中国政府による金融緩和・景気刺激策が支援材料と考えています。

 通貨

資産

分類

見通し

通貨

米ドル

 

安全通貨としての需要や、FRBとECBの金融政策の相違の拡大を背景に、やや強気の見通しを維持しています。

ユーロ

 

エネルギー価格の上昇による欧州のインフレ圧力上昇や、経済成長モメンタムの減速を背景に、やや弱気の見通しを維持しています。

日本円

 

安全通貨としての需要や魅力的なバリュエーションを考慮し、中立の見通しを維持しています。また、米国の利上げペースの減速可能性も支援材料と考えます。


出所:シュローダー。社債に関する見通しは信用スプレッド(デュレーション・ヘッジを前提)の動きに基づくものです。ユーロと日本円は対米ドルの見通しとなります。


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