2020年、現地通貨建て新興国債券へ投資する魅力とは


先進国債券の利回りが急低下していることから、債券投資家は引き続き2020年もより高い利回りの投資先を探す動きを継続しています。先進国債券の利回りは過去最低水準まで低下しており、世界の債券のうち約10.5兆ドル相当がマイナス金利となっています。(図表1)。また、多くの資産クラス間で相関が高まっており、投資家にとって分散を効かせたポートフォリオを構築することが困難となっています。

このような環境下で、新興国債券への注目が高まっています。新興国債券は、投資家の利回りの向上やポートフォリオの分散、流動性といったニーズに合致する一方、当市場への投資は必ずしも最適な方法とはなっていません。主流な投資対象となっている米ドル建て新興国債券は、上記のニーズのうちポートフォリオの分散と流動性は満たすことができていません。また、多くの投資家は、主流な指数に組み込まれている債券にのみ投資可能とするような制約を設けているケースが多くあり、これに伴い指数に含まれていない魅力的な投資機会を喪失しています。新興国債券への投資により、付加価値獲得を大いに期待できますが、そのためには適切な手法で投資をすることが必要となります。

 

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