エマージング株式(コア型運用)の運用状況
パフォーマンスの振り返り
2024年11月は、BMに対しアウトパフォームしました。なお内訳は、国別配分が-0.1%、銘柄選択が+0.8%となりました(当該分析は、コンポジット内の代表口座を分析した結果である。従って超過収益率と内訳が一致しない場合がある)。国別配分では、フィリピンのアンダーウェイトやハンガリーのオーバーウェイト等がプラスに寄与した一方、インドのアンダーウェイトやブラジルのオーバーウェイト等がマイナスに影響しました。銘柄選択では、韓国の電子機器・製品メーカーのオーバーウェイトやインドのコンピューターサービス会社のアンダーウェイト等がマイナスに影響した一方、台湾のネットワーク機器メーカーやインドのITサービス企業のオーバーウェイト等がプラスに寄与しました。
投資環境
トランプ次期大統領の財政政策は、短期的には米国の経済成長を支援し、世界の他の地域へのポジティブな効果がある可能性があります。また、テクノロジーサイクルも新興国にとって支援材料となっており、2025年に向けて改善が続くと考えています。一方、トランプ次期大統領の政策によって、米国のインフレ率が上昇圧力を受け、その結果、米連邦準備制度理事会(FRB)の政策、米国のイールドカーブ、および米ドルに影響を及ぼす可能性があり、それらは新興国株式市場にとっては基本的にはプラスに寄与するものではないと考えています。
米国への輸出品に対する関税の広範な適用の可能性、特に中国に対する関税の大幅な引き上げは、新興国市場にとって最も注目すべきリスクですが、中国に対する高関税の適用は、経済成長への影響を緩和するためのより大規模な中国の支援策実施を促す可能性もあります。また、中期的に見れば、競合するエマージング諸国の製造業は、サプライチェーンの継続的な多様化の恩恵を受ける可能性が高いとみています。
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