パフォーマンスの振り返り
12月のグローバル株式市場は、先進国株式市場、新興国株式市場ともに上昇しました(米ドルベース)。インフレ圧力の低下や12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて、2024年早期利下げ期待が広がったこと等が支援材料となりました。
このような環境下、グローバル・サステナブル・グロース戦略は12月、ベンチマークをアウトパフォームしました。 セクター別では、不動産や素材のアンダーウェイト等がマイナスに影響した一方、エネルギーのアンダーウェイトや資本財のオーバーウェイト等がプラスに寄与しました。銘柄選択では、Elevance Health(ヘルスケア)やBBVA(金融)のオーバーウェイト等がマイナスに影響した一方、Booking Holdings(一般消費財)やVestas Wind Systems(資本財)のオーバーウェイト等がプラスに寄与しました。
今後の見通し
世界的な地政学的リスクに加え、金利上昇に伴う実体経済への影響、米国の利下げタイミング等を背景に、引き続き不透明感が高い市場環境が続いています。株式市場の変動性が高まることが想定されますが、引き続き安定したバランスシートを有し、サステナブルな収益のドライバーを有する企業を選別投資する当戦略は高い有効性を発揮すると考えます。
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