パフォーマンスの振り返り
4月のグローバル株式市場は、先進国株式市場、新興国株式市場ともに上昇しました(円ベース)。米国インフレ指標の上振れを受けて米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ開始時期が後ずれするとの見方が広がりました。新興国株式市場は、中国株式が反発に転じたことが支援材料となり、先進国株式市場をアウトパフォームしました。
このような環境下、グローバル・サステナブル・グロース戦略は4月、ベンチマークをアウトパフォームしました。 セクター別では、エネルギーや公益のアンダーウェイト等がマイナスに影響した一方、不動産のアンダーウェイトや資本財のオーバーウェイト等がプラスに寄与しました。銘柄選択では、Intel(情報技術)やSalesforce(情報技術)のオーバーウェイト等がマイナスに影響した一方、Norsk Hydro(素材)やAlphabet(コミュニケーション)のオーバーウェイト等がプラスに寄与しました。
今後の見通し
世界的な地政学的リスクに加え、金利上昇に伴う実体経済への影響、米国の利下げタイミング等を背景に、引き続き不透明感が高い市場環境が続いています。株式市場の変動性が高まることが想定されますが、引き続き安定したバランスシートを有し、サステナブルな収益のドライバーを有する企業を選別投資する当戦略は高い有効性を発揮すると考えます。
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