Read full reportシュローダー機関投資家調査 - プライベート・アセット
26 ページ
市場は引き続き、金利上昇懸念と景気後退リスクへの懸念が交錯する只中にあります。今年の機関投資家調査では、投資家の株式配分比率の低下が明らかになり、これは当社自身のポジションにも表れています。実際、株式のディフェンシブ・ポジションを中核に、他にどのようなポジションを保有するかを決めるには、金利リスクと成長リスクのどちらが最も重要かを見極める必要があります。
より広範には、ポートフォリオ・パフォーマンスへの影響という観点から、当調査では、インフレ率と金利の上昇、タカ派的な金融政策のスタンス、世界の紛争、迫りつつある世界経済減速の脅威など、多くの問題について投資家の関心が高まっていることが明らかになりました。これらの要因はすべて、シュローダーがアクティブ・マネジャーとして、世界中のお客様に代わって調査分析をしようとする対象となります。
結論として、当社は引き続き金利上昇の影響を最も重視しています。なぜならば、伝統的なインフレ・モデルでは、パンデミック後の消費性向、中国のロックダウン、ロシアとウクライナの戦争など、無数の前例のない要因による供給の制約への理解、対応が難しいためです。このため、中央銀行は何よりも政策の正常化に注力することになります。
Read full reportシュローダー機関投資家調査 - プライベート・アセット
26 ページ
Topics
機関投資家調査