サステナブル・インベストメント・レポート
サステナビリティはシュローダーのすべての活動の一部であり、2021年、弊社は多くの面で重要な進歩を続けました。 シュローダーのグループ・チーフ・エグゼクティブであるピーター・ハリソンは以下のように述べています。

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私は、シュローダーがScience Based Targetsイニシアチブの検証を受けた最大の資産運用会社であることを誇りに思っています。これにより、弊社は1.5℃の排出削減経路に乗り、2050年またはそれ以前にバリューチェーン全体でネット・ゼロを達成できるようになります。
"しかし、現状に甘んじている場合ではないことは確かです"
これを書いている2022年3月、ロシアのウクライナへの侵攻が激化しています。この侵攻は、まず何よりも、そこに住む何百万人もの人々に壊滅的な影響を及ぼしています。しかし、これはサステナビリティにも大きな影響を及ぼしているのです。
環境面では、化石燃料への依存を露呈し、クリーンエネルギー革命を加速させました。エネルギー転換は気候変動の観点から必須であるだけでなく、独裁国家に頼って明かりを灯し続けることはできないからです。
しかし、サステナビリティは気候変動以上のものであり、ウクライナ危機の社会的影響はさらに深刻です。
現在では、企業がビジネスのやり方や社会的影響について説明責任を果たす必要があることは広く認識され、受け入れられています。主権国家を侵略しようとする政権に信用や支援を与えることは許されません。弊社は、ロシアで事業を展開しているすべての企業に対してエンゲージメントを実施しています。企業が正しいことを行うことを担保するためには、弊社にとって積極的なエンゲージメントが最善の方法であると固く信じています。
このことを念頭に置き、弊社は、2022年にアクティブ・オーナーシップの取り組みを集中させるテーマ分野を特定する「エンゲージメント・ブループリント」を発表しました。これらの分野は、お客様の資産の長期的な価値にとって重要であると弊社が考えるサステナビリティの要素に関連しており、ブループリントは、弊社が企業に求める長期的な成果を示しています。このブループリントはフォワードルッキングなものであり、弊社の目指す方向性を示す羅針盤となるものです。
さらに重要なことは、アクティブ・エンゲージメントに対する弊社の信念が、ファンドマネジャーやアナリストの年間目標に必須事項として明記されていることです。
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