シュローダー(本社:英国 ロンドン)は、グローバルでのサステナブル・チームの強化を発表しました。これは、サステナブル投資の運用力やサービスを拡充するというコミットメントに基づくものです。
マーゴット・フォン・エイシュは、新設されたヘッド・オブ・サステナブル・インベストメント・マネジメントに任命され、綿密なESG調査やサステナブル投資に関わるモデルやツールの開発を担い、そうしたESG分析を適切に各運用チームによる投資判断に組み込む、継続的なESGインテグレーションに取り組みます。マーゴット・フォン・エイシュは、前職のRedburn社では、パートナーとして同社のESGビジネスと顧客開拓における主導的な役割を果たしました。
シュローダーは、サステナビリティに関わるデータ分析への取り組みによってお客様に画期的な洞察を提供しており、受賞歴のあるSustainExはその一つです。アンガス・バウアーは、マーゴット・フォン・エイシュのチームで、サステナビリティ・アナリストとしてサステナビリティに関わる調査・分析を更に強化します。アンガス・バウアーは、前職のRedburn社では、パートナーとしてRedburn ESGフランチャイズの共同責任者を務めました。
また、これに先立ち、今年7月、キンバリー・ルイスをヘッド・オブ・アクティブ・オーナーシップに任命しました。キンバリー・ルイスは、前職のFederated Hermes International社においては、ディレクター・オブ・エンゲージメントとして、エンゲージメントの推進を担いました。キンバリー・ルイスのチームでは、Federated Hermes International社においてエンゲージメント・マネジャーを務めたケイティ・フレームが、アクティブ・オーナーシップ・マネジャーとして活動します。
マーゴット・フォン・エイシュとキンバリー・ルイスは、ともに、シュローダーのサステナブル投資グローバル・ヘッドであるアンドリュー・ハワードにレポートします。
アンドリュー・ハワードは、シュローダーのグループ・マネジメント・コミッティにも参加し、サステナビリティを中核に据えるシュローダーのコミットメントをさらに明確にします。アンドリュー・ハワードは、入社以来、シュローダーのサステナビリティ関連の調査・分析をけん引し、豊富なインスピレーションをもとにSustainEx など独自ツールの開発を行ってきました。
シュローダー サステナブル投資グローバル・ヘッド アンドリュー・ハワードは次のようにコメントしています。
「チームを拡充したことにより、私たちは、市場をリードするサステナビリティ関連のデータ分析をさらに強化するとともに、スチュワードシップやエンゲージメントの強化や、お客様に提供する商品やサービスの拡大を実現できると考えています。」
「今は、サステナビリティを進める道のりにおける重要な節目の一つであり、ネットゼロへの道筋を明らかにし成功へ導く段階と考えています。私たちは、ビジョンと経験を持ち、業界内外で高い評価を受ける、市場をリードする人材を迎え入れます。」
「私たちは、企業としてまた投資家として、投資先企業がネットゼロと持続可能な未来へと進む後押しをするため、重要な役割を担っていると考えています。そのため、気候変動リスクを抑制し、2050年またはそれ以前にネットゼロを達成するための動きを加速するため、複数のコミットメントを行っています。データに基づく積極的なエンゲージメントに支えられた当社独自のアプローチによって、これらのコミットメントを達成することを目指しています。」
他にも、今年、シュローダーは、サステナブル・チームの拡充を行っています。ニューヨークのラザロ・ティエント、シンガポールのマーヴィン・タンはそれぞれ北米とアジアにおいてシュローダーのサステナビリティ戦略を担っています。また、サステナビリティに特化したアナリストを7名任命し、日本株式チームを含めた世界各地の運用チームにサステナビリティの専門家として配置しています。さらに、これまで北米においてシュローダーのサステナブル戦略をリードしてきたサラ・ブラットン・ヒューズは、その役割を拡大し、新たにソリューション部門のサステナビリティ・グローバル・ヘッドに任命されました。
シュローダー プロダクト・ソリューション・クオンツ担当グローバル・ヘッドのカロリーナ・ミニオ・パルエロのコメント
「環境規制の強化と社会的関心の高まりによって、お客様がネットゼロ目標への進捗とリスク調整後リターンの最大化を両立するためのソリューションの重要性は、ますます高まると考えられます。私たちは、お客様の目標達成のパートナーでありたいと考えています。」