グループの歴史

200年以上にわたり、将来を見据えた投資を続けています

国際金融とともに進化

シュローダーは200年以上にわたり、いつもお客様を中心に据えて国際金融の発展とともに歩んできました。私たちの歩みは、挑戦とレジリエンス(回復力)そして進化の物語であり、グローバル市場の発展とも重なります。長年にわたり多くのお客様との関係を続けられたことは私たちの誇りです。

シュローダーが歩んできた200年を超える歴史をご紹介します。

はじまりはマーチャントバンク

1804年、創業者ヨハン・ハインリッヒ・シュローダーは、ロンドンで兄と共同経営者となりました。その後80年にわたり、シュローダーはロンドン有数のマーチャントバンクの一つとして、欧州、米州、アジアの革新的なインフラ整備のため債券発行を手掛けました。また、日本の発展を見据え、1870年には日本初の鉄道敷設の資金調達に貢献しました。

1924年には初めて投資信託を設定して顧客向けの資産運用を開始、1926年に運用部門を設立しました。1959年にはロンドン証券取引所に上場。その後もシュローダー家は主要株主であり続け、長期的視点でのビジネスを展開を支えています。

2000年には投資銀行部門を売却し、資産運用とウェルスマネジメントに特化しました。現在ではプライベートマーケットにも進出し、お客様に新たな投資機会を提供しています。

成長への投資

買収は、運用力などのケイパビリティを拡充し、変化するお客様のニーズに応えて成長を続けるため、重要な役割を果たしてきました。

2016年以降だけでも十数件の買収を行い、不動産からインフラファイナンスまで、プライベートアセット分野の専門性を拡充してきました。また、ファイナンシャル・アドバイザー向けのサービスなど、ウェルスマネジメント分野も拡充しました。

成功の鍵は、企業文化や価値観にあった買収だけを行うことです。単に成長だけを求めるのではなく、専門性を強化することを重視しています。

変革とイノベーションの推進

イノベーションは私たちの進化を支える原動力です。アクティブ運用を通じてお客様の目標達成に貢献するため、私たちは常に新たな手法を模索しています。

1947年に英国で初めて年金基金運用を受託したのはその一例です。1971年には初の不動産ファンドを立ち上げ、オルタナティブ運用に参入しました。2006年には、分散成長戦略の提供を開始、翌年には、Global Climate Change Equity戦略の運用を開始しました。さらに2009年には、ヘッジファンドへのアクセスを容易にするプラットフォーム「GAIA」を立ち上げました。

現在、シュローダーが独自開発したサステナブル投資のフレームワークが運用プロセスに組み込まれています。また、データサイエンティストが最先端の分析を運用チームに提供することで、私たちはアクティブ運用の最前線を走り続けています。

グローバルなパートナーシップ

シュローダーは各地のパートナーと協力し、お客様の多様なニーズにお応えしています。運用における専門性とパートナー企業のネットワークを組み合わせることで、成長著しい市場を含む世界各地で新たな機会を広げています。

2005年の中国交通銀行との合弁事業、2012年のインド Axis Asset Management との提携、米国 Hartford Funds との連携、2021年の日本生命との合弁事業、2024年Phoenix Groupとの戦略的パートナーシップによる英国でのFuture Growth Capital設立など、各国のパートナーと共に取り組みを進めています。

サステナビリティへの取り組み

シュローダーは2001年に初めて責任投資原則を発表し、先駆けてサステナビリティへの取り組みを進めてきました。

アクティブ運用会社として、企業と対話し戦略的な資本配分の意思決定に影響を与えることで、大きな変化を促す役割を果たします。これにより、お客様の資本を守り、更に価値を高めることに貢献します。2019年にはインパクト投資とマイクロファイナンスのパイオニアであるブルーオーチャードの過半数株式を取得。翌年にはESG分析を運用戦略に組み込みました。

こうした取り組みは、お客様が投資収益と気候変動の両方の目標を達成できるよう支援するという私たちの戦略をサポートするものです。

共に豊かさを創る

シュローダーはアクティブ運用に注力しています。知見をいかした運用手法を通じて複雑な世界で変化する環境に対応し、お客様の目標達成をサポートしています。

プライベートマーケットやウェルスマネジメントはシュローダーにとって欠かせない分野で、世界のお客様に提供するサービスの根幹をなしています。その姿勢は、何世代にもわたって培われてきた価値観に根ざしています。長年シュローダーが大切にしてきた、誠実で継続的かつそれぞれに寄り添うサービスをお客様に提供することを信条としています。

これまで積み重ねてきた伝統を誇り思うと同時に、「共に豊かさを創る(creating prosperity together)」というパーパスを掲げ、お客様、従業員、そして社会と共に、次世代へとつないでいきます。過去から学び、未来をともに切り開いていく——その決意を胸に、お客様と共に歩んでいきます。