グループの歴史

200年以上にわたり、将来を見据えた投資を続けています

国際金融とともに進化

シュローダーは200年以上にわたり、市場への理解を深め、お客様を支援する力を培ってきました。


お客様との深いつながりを大切にしており、最初の英国慈善団体のお客様との関係は1936年から続いています。シュローダーが歩んできた200年を超える歴史をご紹介します。




200年を超える歴史

1800年代にJ.F. Schröder & Coとしてロンドンで設立されたシュローダーは、設立から約100年で、世界各地に顧客基盤を築きました。米欧間の貿易に関わる資金調達や、鉄道、港湾、発電所など大規模なインフラプロジェクトへの資金調達に奔走しました。また、債券やコーポレート・ファイナンスなどの新しい分野に進出していきました。

1924年には、最初の投資信託を設立し、顧客向けの資産運用を開始しました。1959年にはロンドン証券取引所に上場しました。

20世紀初頭には、米州、欧州、アジアに顧客基盤は拡大しました。1970年代になると、香港、日本、シンガポール、オーストラリア、ブラジル、スイスなど、主要な金融市場に進出しました。

2000年には、投資銀行部門を売却し、資産運用業に特化しました。現在では、プライベート市場にも進出し、お客様に新たなサービスを提供しています。

成長への投資

買収は、運用力やソリューションなどの機能を拡充し、変化し続ける世界でお客様のニーズに応え、成長を促進するため、いつも重要な役割を果たしてきました。

2016年以降だけでも10件を超える買収を行い、不動産からインフラストラクチャー・ファイナンスまで、プライベートアセット分野で専門性を拡大してきました。また、ファイナンシャル・アドバイザー向けのサービスなど、ウェルスマネジメントのサービスも拡大しました。さらに、年金基金向けのソリューション提供能力を拡充しました。

成功の鍵

私たちの企業文化や価値観にあった買収のみを行っています。単に成長のための買収ではなく、専門性を高めることが目的としています。

常に革新を続ける

常に、英知を結集し、アクティブ運用を通じて、お客様の望む結果を提供するため新たな手法を検討しています。

1947年に英国で初めて年金基金の運用を受託したのは一例です。1971年には初の不動産ファンドを立ち上げ、オルタナティブ運用に参入しました。2006年には、分散成長戦略の提供を開始、翌年には、Global Climate Change Equity戦略の運用を開始しました。さらに2009年には、ヘッジファンドへのアクセスを容易にするプラットフォーム「GAIA」を立ち上げました。

複数の受賞歴を誇るシュローダー独自開発のサステナビリティ投資のフレームワークが運用プロセスに組み込まれています。また、データ・インサイト・ユニットのデータサイエンティストが運用チームに最先端の分析を提供することで、私たちはアクティブ運用の最前線に立っています。

グローバルなパートナーシップ

パートナーシップ戦略により、世界で最も成長性の高い市場を含め、世界中で新たな顧客網にアクセスできるようになりました。

2005年、中国のBank of Communicationsとの合弁事業、2012年、インドのAxis Asset Managementとの提携をはじめ、世界各地でさまざまな提携関係があります。

利益の先を見据えた投資

私たちは2001年に初めて責任投資原則を発表し、先駆けてサステナビリティに取り組んできたと自負しています。

アクティブ運用会社として、気候変動の長期的なリスクからお客様の資産を守りながら、大きな変化を促す役割を果たします。 2019年、インパクト投資運用のリーディングカンパニーでマイクロファイナンスのパイオニアであるBlueOrchard社の株式過半数を取得しました。そして翌年には、すべての運用戦略においてESGインテグレーションを完了しました。

これらの動きは、お客様が投資収益と気候変動の両方の目標を達成できるよう支援するという私たちの戦略をサポートするものであり、脱炭素社会に向けた取り組みを加速させるものです。