シュローダーの日本株式運用と50年にわたる挑戦

シュローダー日本株式運用チーム~日本に根差して50年~

【日本株式運用総責任者のメッセージ】

シュローダーの日本株式運用の総責任者、豊田と申します。本年は1974年にシュローダーが東京事務所を開設し日本経済や日本株の調査を開始してから、50周年の節目にあたります。これも一重に皆さまのご支援の賜物と感謝申し上げます。

昨年の「東証要請」をきっかけに日本企業が変革を遂げ、日本株の時代再来となるのか、世界から注目が集まっています。単にPBR(株価純資産倍率)1倍超えを目指すのではなく、資本効率を高める取り組みを継続できるか。さらには、従業員や地域社会、環境などのステークホルダー(関係者)と適切な関係を築き、成長を続ける企業が増えていくのか。企業が競争力を高め、日本株式市場が輝く企業の集まる場所となるために、私たち長期投資家の役割は大きいと考えています。

シュローダーの日本株式運用では、いわゆるボトムアップ型のアクティブ運用を行っています。アナリストとファンドマネジャーは、企業と対話し、グローバルネットワークを活かした綿密な企業調査を行うことで、長期投資に耐えうる、成長力ある企業や、株価に織り込まれていない価値を秘めている企業を選別します。

長期投資家として、企業に対し企業価値向上につながるプラスの変化を促し、共に課題解決に取り組むことは、超過収益獲得のために重要な活動の一つです。意欲ある企業に対話相手として選ばれる投資家であり続けるために、私たち自身もさらに専門性を磨き、次の50年も魅力ある日本企業を支え、投資家の皆さまに優れた投資成果をご提供していきたいと考えています。

今後も末永くシュローダーの日本株式運用にご期待、ご支援賜りますよう心よりお願い申し上げます。

日本株式運用総責任者

豊田 一弘(とよだ かずひろ)

2008年4月、シュローダー入社。日本株式運用の旗艦ファンドであるコア戦略の運用責任者であり、議決権行使やエンゲージメントを担当するスチュワードシップ委員会の責任者も務める。2023年9月より現職。
1990年東京大学経済学部卒業、1998年国際大学大学院にてMBA取得。CFA協会認定証券アナリスト、日本証券アナリスト協会検定会員。

【シュローダー日本株式運用の歩み】

1974年(昭和49年)、東京事務所開設とともに、日本経済や株式の調査業務を開始しました。そこから50年、バブル崩壊をはじめとするいくつものショックや長きにわたるデフレの時代など、日本株式市場に影響を与えるさまざまな局面を経験し実績を残してきました。

日本株の歴史

出所:シュローダー、リフィニティブ・データストリーム。※2024年3月現在

日本株式市場のいまを知るマーケットレポート

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市場見通し(2024年2月)と好調なインバウンド
2024年の市場見通しと史上最高値に迫る日経平均株価
銘柄選択の精度を高める 「 ESG 」
シュローダーの日本株式運用の特徴
なぜ、いま日本株式に注目するのか?
海外投資家の資金流入が日本株式の上昇をけん引

シュローダー日本株式運用チームの特徴

特徴① 運用プロセスの改善を継続する安定したチーム

市場環境の変化や危機を何度も経験してた経験豊富なファンドマネジャーとアナリストが協力し、運用プロセスの改善を継続しています。

日本株式運用チーム

特徴② 運用プロセスと一体化されたESG(環境、社会、ガバナンス)アプローチ

適正株価算出にESG要素を組み込むことで、ESGを超過収益の獲得に活かします。 また、ファンドマネジャーとアナリストがエンゲージメント(企業との建設的な対話)を行うことで、課題解決による企業価値の向上を目指します。

日本株式運用チーム

特徴③ グローバルな知見や専門チームのサポートを最大限に活用

グローバル株式運用者やマルチアセット運用者など、世界から見た日本企業や他の資産と比較した日本株式の魅力度などを投資判断に活用します。また、ESG専任チーム独自の分析も有益な情報源となっています。こうした多面的な視点で確信度の高い運用を行います。

日本株式運用チーム

出所:シュローダー。※2023年10月末現在。上記の運用体制は本資料作成日現在のものであり、今後変更となる場合があります。イラストはイメージです。 

【シュローダーの日本株式ファンド一覧】中長期的な高い成長力を持ち、割安な銘柄に厳選投資

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25年以上の実績と リサーチのベストアイデアでポートフォリオを構築
25年以上の実績と逆張りなどの独自性を追求
ESGで将来の勝ち組企業を選別
将来のリーディング企業など特徴あるグロース企業に集中投資

【ファンドマネジャー&アナリストが月替わりで日本株式市場のトピックをご紹介】

「日本株運用者の視点」