よくわかる!CBの魅力について

株式と債券の特性を併せ持ったCBへの投資には、2つの魅力があります。

1. 株価上昇局面での値上がりと下落局面での下値抵抗力

過去の世界株式とCBの推移を比較してみると、株価の上昇局面ではCBは値上がりしています。一方、株価の下落局面ではCBは下値抵抗力を発揮していることがわかります。

過去のパフォーマンス

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株価上昇局面のリターン

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株価下落局面のリターン

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出所:ブルームバーグのデータを基にシュローダー作成。世界株式:MSCI ACWI Net Total Return USD Index(米ドル、トータルリターン・ベース)、世界CB:Refenitive Global Vanilla Convertible Bond Index(米ドル、トータルリターン・ベース)。折れ線グラフは1999年4月末=100として指数化。上記は過去の実績であり将来の推移を示唆・保証するものではありません。上記は一般的な例示であり、必ずしもすべての転換社債に当てはまるものではありません。発行体がデフォルト(債務不履行および支払い遅延)を発生させた場合、またはその可能性が予想される場合には、転換社債の価格の下落要因となります。

2. 金利上昇局面で相対的に良好なパフォーマンス

一般的に金利上昇局面では国債や社債の価格は軟調に推移する傾向があります。
しかしCBは株式に転換することができる特性を持っているため、債券と比較して金利上昇によるマイナスの影響を受けにくい傾向があります。

米国10年債利回り推移

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主要資産クラスの相対パフォーマンス

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出所:ブルームバーグのデータを基にシュローダー作成。米国10年債利回りはジェネリック債ベース。国債:Bloomberg Global Treasury、投資適格社債:Bloomberg Global Aggregate – Corporates、ハイイールド債券:Bloomberg Global High Yield、CB:Refinitive Global Vanilla Convertible Bond Index、全て米ドル、トータルリターン・ベース、年率換算ベース。上記は過去の実績であり将来の推移を示唆・保証するものではありません。上記は、一般的な例示であり、必ずしもすべての転換社債に当てはまるものではありません。発行体がデフォルト(債務不履行および支払い遅延)を発生させた場合、またはその可能性が予想される場合には、転換社債の価格の下落要因となります。

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